廃墟チックな別荘地〜

天城ハイランド FAQ


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Q: 天城ハイランドはどこにあるの?

A: 住所で言えば、静岡県東伊豆町の片瀬と白田の間にある尾根です。

最寄りの駅は、片瀬白田。片瀬白田の駅から天城ハイランドは、5kmあります。登山する人なら歩けます。ただ、5kmといっても標高差が600メートルあります。軽い登山だと思ったほうがいいです。普通は、自家用車かタクシーがいいでしょう。ただ、途中に急坂、すれ違い困難な箇所があるので、林道運転に慣れていない人は、初回は自家用車は避けたほうがいいかもしれません。

シャコタン車は、腹を擦ります。車検に通る程度の車なら通行は可能です。ただし、コペンのような極端な低車高の車はかなり傷つけると思ったほうがいいです。車は、四駆が好ましいですが、FR,FFの住人もたくさんいますので、問題はありません。

楽に行きたい人は、別荘地内にあるペンション(エルブルス四季の宿 華)などに泊ってみてください。往復送迎してくれます。

ちなみに、別荘地は廃墟ですが、天城ハイランドのペンションは、楽天トラベルなどの評価を見ると、とても評価が高いです。たぶん、ド田舎の山中の雰囲気が、都会人には逆に好まれる(?)のだと思います。あと、サービスもすごいいいらしいです。アクセス悪いぶん、頑張っているのかな?


天城ハイランドの地図

尚、上記ペンションのサイトに、写真付きで、自家用車での詳しいアクセス方法が載っています。ペンションは、天城ハイランド別荘地の真ん中へんにあるので、ペンションへの行きかたが分かれば大丈夫です。

Q: 天城ハイランドの管理会社は?

A: 4つあります。

伊豆ハイランド株式会社 〒413-0304
静岡県賀茂郡東伊豆町白田字大石1460番地
0557-23-1240 もともと天城ハイランド(ニットー)を開発した会社系の管理会社ですが、現在では管理から手を引いて、実質的には、別荘地分譲をやっている緑地株式会社(静岡県賀茂郡東伊豆町片瀬561番地13)に管理は丸投げしているようです。
有限会社伊豆リゾート管理事務所 〒413-0303
静岡県賀茂郡東伊豆町片瀬561−13
0557-22-4002 緑地株式会社(静岡県賀茂郡東伊豆町片瀬561番地13)の系統の管理事務所です。きめ細かいケアをしてくれるという話も聞きます。
東武建設 建設業の人がやっている管理会社。ゴミ収集は、自宅まで来てくれる。こまめに面倒を見てくれる。
岩井さん系統の会社 詳細不明です。

一般的には、一番上の、伊豆ハイランド株式会社と契約するのが多いです。

Q: なぜ管理会社が乱立しているの?

A: 「別荘地」というと鉄道系の会社が資本に入ったお金持ちの高級リゾートをイメージします。ところが、バブル期には、一般庶民の小金持ちをターゲットにした、別荘分譲詐欺が横行しました。

簡単にいえば、価値のない土地を、価値のあるように見せかけて高値で売るのです。例えば、建築基準法の関係や市街化調整区域で建築できない土地を、別荘の分譲地として販売したりするのが分譲詐欺の有名な手口です。ところが、そこまで至らない法的にグレーゾーンの「詐欺まがい商法」というのもあります。天城ハイランドは、「詐欺まがい商法」の舞台でした。その関係で、様々な山師が入り込んできたため、普通の一流別荘地ではありえない事が、天城ハイランドにはあります。(ライバルの分譲会社を妨害するための大量の産廃投棄攻撃、倒産夜逃げ分譲会社の担当地区の廃墟化、一部分譲関係者の逮捕・服役、老朽化しているのに水道設備の根本的な修繕を行わない、道路(私道)に穴が空いても修繕しない、修繕するのは新規分譲中のお客さんから見える部分だけ)

尚、天城ハイランドは合法的に住宅が建てられますので、完全な「詐欺分譲地」とも言い切れない面があります。しかし、鉄道資本の入ったような一流別荘地と同列に考えるのは危険です。もし購入を検討しているならば、十分な注意が必要だと思います。

Q: 水道は?

A: 基本的に、私設水道です。伊豆ハイランド管理事務所が所有している水道システムが基本ですが、水量が足りない時に、補助的に緑地株式会社が設置した補助ポンプも使用します。渇水期には、緑地株式会社が設置した補助ポンプもけっこう活躍しますが、雨の多い季節はあまり動作していません。メインの水道ポンプだけで十分な水量が供給されます。

水道が無くなると生活できないと心配されている人もいますが、リゾートで使うだけなら、そんなに問題ありません。最近は、トイレは、バイオトイレといって、山小屋に設置するような水が不要のものがあります。

どちらにしろ、生活するには、食糧と灯油は買いだしに行かないといけないので、その際にミネラルウォーターをついでに買ってくればいいだけです。

また、温泉は、伊豆には山ほどあります。稲取には昔ながらの銭湯もあります。

また、別荘地内には、沢に水がわき出ている場所があるので、そこまで汲みにいく方法もあります。

Q: 管理契約は義務なの?

A: いいえ。 マンションの管理費と違って、法的な強制力はありません。別荘地の管理契約は任意です。

ただし、水道が私設水道なので、水道を使いたいなら、どこかの管理会社に契約しないといけません。ただ、開発から80年近くたっている老朽化した別荘地なので、将来にわったって水道が安定供給されるかどうかは微妙です。天城ハイランドにずっと住む場合、最悪水道が止まっても生きていけるくらいの計画にしたほうがよいです。

水道を使用しようしないと決めたならば、管理契約をしないという選択肢もあります。この場合、別荘所有の維持費は固定資産税だけです。トイレをバイオトイレにしてしまって、温泉や銭湯ですませるなら、この方法も可能です。

最近のエコブームで、雨どいから雨水を貯水するシステムなども市販されているので、飲料水のみミネラルウォーターを買ってきて、生活用水は雨水を使う方法もあります。

ただ水道を使わないにしても、管理事務所と契約しないと不便な面はあります。

行政から別荘地全体へのお知らせや、電話帳配布、警察・消防などは、伊豆ハイランド管理事務所を天城ハイランドの公式な管理事務所だと思っているので、伊豆ハイランド管理事務所に管理お願いするのが安全かと思います。(天城ハイランドに4つ以上の管理事務所が乱立していることを知らない)

Q: 住民の人間関係は?

A: リゾートで連休やお盆だけに来る人と、永住されている人がいます。リゾートの人は、ほとんど人間関係ないと思います。

永住されている人は、定年退職して暇な人が多いので、家庭菜園したり家をなおしたりで、けっこうお付き合いがあるようです。でも、陶芸や登山など趣味が明確な人は、あまり周りと付き合わない人もいるようです。あんまり強制はないようです。

Q: 危険動物は?

A: 伊豆には、熊はいません。ハチは時々いるようです。近所の渓流釣りでは、スズメ蜂に襲われて全身刺されたという話も聞きます。自然がいっぱいなので、自然になれていない人には危険なこともありますが、一般的なアウトドアと同じ程度の注意かと思います。

あと、大きな蜘蛛と、カマドウマはたくさん居ますが、これは田舎地帯にはどこにでもいるものなので、しょうがないです。慣れるしかありません。毒クモではないので、単に気持ち悪いだけです。